
ダイエット効果を上げるには、朝ご飯を食べること。
ダイエット中の摂取カロリーを減らすために、朝ごはんを抜いている方も多いようです。
しかし、朝ごはんを抜くと逆に太りやすくなります。
朝ごはんをしっかりと食べることで、ダイエットにうれしいさまざまな効果が期待できます。
ここでは、ダイエットに朝ごはんを欠かしてはいけない理由と朝ご飯のすすめ食材をご紹介します。
1,朝ご飯がダイエットに必要な理由
ダイエットに失敗したくない方は、毎日朝ごはんを食べましょう。朝ごはんを食べることで、次の効果が期待できます。
・朝ご飯を食べることで、生活リズムが整う
規則正しい生活をしている人は、健康で、長生きします。
これは、昔から多くの事例を見ている中で人間が気づいたことです。規則正しい生活の第一歩が「同じ時間に起き、きちんと朝ご飯を食べる」ことでしょう。まさにこれが健康の要なのです。
人間の身体は、体内時計により一定の周期で活動のリズムを生み出しています。健康寿命を延ばすためには、体内時計が正常に動いている必要があります。「一定時間に」「きちんとした朝ごはん」を食べることで、体内時計がリセットされて正しいリズムを刻みやすくさせています。
その結果、ますます適切なタイミングで就寝と起床ができるようになります。生活が整います。
ダイエット中は、ストレスで自律神経が乱れて睡眠の質が低下したり、気分が滅入ったりすることも多いです。朝ご飯を食べることにより、生活リズムを整えることができます。
・朝ご飯を抜くと、筋力低下を起こす。そして基礎代謝が低下する
人は、糖質や脂質からエネルギーを生み出します。朝ごはんを抜くと糖質や脂質が不足し、筋肉が分解されて糖が生み出されるのです。つまり、朝ごはんを抜くことは筋肉量の低下につながります。そして、筋肉量の低下は、安静時のエネルギー消費である基礎代謝の低下を招きます。
朝ごはんをしっかり食べて筋肉量を維持しましょう。ダイエットへの悪影響を抑えましょう。
なお、筋肉をつけると、基礎代謝が大きくなります。
ダイエットより一層進みます。
モテたいなら、まず「筋トレ」から。
こちらの記事も参考にして下さい。
彼女が欲しい !|とりあえず「筋トレ」をしよう。 細マッチョ
・朝ご飯を食べて、血糖値の急激な上昇を防ぎましょう。
朝ごはんを抜くと血糖値が低いまま昼食の時間になります。その状態で昼食をとると、血糖値が急激に上昇します。血糖値が上昇すると、すい臓のβ細胞からインスリンが分泌されます。
通常では、2時間ほどかけて元の血糖値に戻りますが、血糖値が急激に上昇していると、血糖値が十分に下がりきりません。余った糖は中性脂肪に変換されて身体にため込まれます。つまり、朝食を抜くことで結果的に太りやすくなるのです。
朝ご飯を食べない人は、
「朝ご飯を食べない → カロリー摂取量の減少 → ダイエット効果」
ということを狙っているのかも知れません。
しかし、実際には、そう単純なことにはならないのです。
急激な食事制限も同じ事です。
だから、着実に減量したいなら、少しずつ身体を慣らした減量が、結局はうまくいきます。
朝ごはんを食べないダイエットをすると、たしかに一時的に痩せます。
しかしその痩せ方は、貧相な体つき、貧相な表情になる痩せ方です。
早い話、「老けた!」とみられる痩せ方です。
その後、リバウンドが来ます。
つまり、「踏んだり、蹴ったり」というやつですね。
・朝ご飯を規則的にとれば、排便習慣がつく
毎日、朝ごはんを食べることで排便が促され、排便習慣が身につきます。
便秘になると相当苦しいです。きちんとした生活をするだけで、便秘が解消されるのなら、ありがたいことです。
もちろん、便秘の原因はこれだけではありません。でも、朝ご飯をしっかり食べて規則正しい生活をすることで、便秘解消するのなら、十分やってみる価値はあると思います。
朝ごはんを食べないで便秘や下痢になって苦しむのは嫌ですよね。
特に、ダイエット中は食事のバランスが崩れて便秘になりやすいため、朝ごはんはしっかり食べることが大切です。
2,ダイエット中の朝ごはんのとり方
ダイエット中の朝ごはんのとり方を詳しくみていきましょう。
・栄養バランスが優れた献立にしましょう。
炭水化物やタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよくとることが大切です。
また、血糖値の上昇のしやすさを示すGI値が低いものをとりましょう。例えば、ライ麦パン、納豆、にんじん(ゆで)、りんご、ぶどう、牛乳などがあります。
また、食物繊維を多く含む野菜や果物を食べることで、脂質の吸収を抑えられます。
こう書いたものの、独身男性なら、キチンと実行継続するのは難しいですね。
女性でも、「1人だから、冷蔵庫にある物で済ませておこう」となりがちです。
現実問題として、「それなりに強い努力目標」ぐらいに考えておきましょう。
・温かい飲み物で基礎代謝を上げる
温かい飲み物を飲むことで体温が上昇し、基礎代謝が上がります。
ただし、人は体温が上がると汗を出して体温を下げるため、温かい飲み物をたくさん飲めばいいわけではありません。体温を上げるというよりは、体温を下げないために温かい飲み物を飲みましょう。
脂肪の燃焼やむくみの改善、胃が活発になることによって朝ごはんを食べやすくなるなどの効果が期待できます。
・朝ごはんは少しでも食べる・・・生活の規則性を守るため
朝ごはんを食べる時間がなくても、ごはん半分、パン1つなど、少しでも食べることが大切です。糖質だけでもとることで、昼食で血糖値が急激に上昇するのを防げます。
そして何より大切なのは、
同じ生活リズムを継続するため です。
一度生活リズムが崩れると、「ま、良いか」となって、ずぶずぶに崩れてしまいます。
ダイエットが続かない一番の原因です。
最も大切なことは
「規則性」を崩さないこと!
3,朝ごはんの食材
朝ごはんには、次のような食材を取り入れましょう。
・ビタミンが豊富に含まれているフルーツ
りんごやぶどう、みかんなどビタミンが豊富に含まれているフルーツは、ダイエットに欠かせません。糖質の代謝をサポートするビタミンB1、タンパク質の代謝をサポートするビタミンB6、皮膚の健康にかかわるビタミンAやビタミンCなどは、十分にとりたいところです。
また、果物に含まれている果糖には、血糖値を上げにくい、かつ下げにくい性質があります。血糖値が下がりにくいことで空腹感を感じにくくなるため、昼食を食べすぎてしまうのを防げるのです。
冷蔵庫に入れておけばよいので、「面倒」ということはありません。簡単ですね。実行継続できます。
・ヨーグルト
ヨーグルトは、手軽に食べられるため、時間がないときにおすすめです。
また、善玉菌が腸内環境を整えて、適切な排便習慣を促します。
フルーツをトッピングすれば、手軽にさまざまな栄養を摂取することができるでしょう。
気をつけて欲しいのですが、
たくさんのトッピング、シロップ、蜂蜜、ジャムなどをのせて、「おいし~いヨーグルトにすれば」太りますよ。
4,コンビニ食でも大丈夫!おすすめのメニュー
コンビニ食といえば「健康に悪いうえに太りやすい」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、最近ではダイエットに適した商品が販売されているため、正しく選べばコンビニ食でも太りにくいものもあるのです。コンビニは努力しています。
コンビニの商品を購入するときの注意点をご紹介します。
・栄養成分表を確認
コンビニ食を購入するときは、裏面の栄養成分表を確認しましょう。タンパク質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれたものを選ぶことが大切です。また、糖質や脂質、コレステロールが少ないものを選びましょう。そのほか、小麦胚芽や発芽玄米を使ったものや豆類など、低GI値のものがおすすめです。
そうはいってもねぇ・・・、そういう商品は、美味しくなさそうだしだし。
まッ、「努力目標」でいいと思いますよ。
それに、そんなにいちいち栄養成分表を見て考え込むような買い方なんか、しませんって(笑)
続かない、続かない!
・コンビニ食でおすすめの商品
小麦胚芽を使ったサンドイッチや発芽玄米のおにぎりなどは低GI値のため、血糖値の急激な上昇を抑えます。また、低糖質・低脂質で高たんぱくのサラダチキンもおすすめです。カット野菜にサラダチキンをのせて、和風ドレッシングで食べれば、タンパク質やビタミン、ミネラルなどをとれます。和風ドレッシングで適度に脂質をとれるため、血糖値も適度に上がるでしょう。
三回に一回ぐらいは、そうしてみよう。あまりガチガチに考えると続かないよ。
ダイエットは、「続ける」事でしか成果は出ないからね。